エアコンの送風モードの仕組みとは?扇風機との違いとその役割

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皆さんは、
エアコンの送風モードが、外気を取り込んでいるのか、
そしてそれが扇風機のように使えるのか、

疑問に思ったことはありませんか?

この記事では、エアコンの送風モードについて詳しく解説し、
その機能がどのように重要な役割を果たしているのかについても説明しています。

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エアコンの送風モードは、 外気を室内へと導くのか?その内部構造に迫る

エアコンの送風モードは、
実際にはサーキュレーター等と同じように、
単に室内の空気を循環させるだけで、外から空気を取り込んではいません。

具体的には、エアコンの室内機に組み込まれたファンが動作することで、
空気を循環させるのですが、
このプロセスでは温度や湿度の調整は行われません。

では、エアコンの「室内機」の内部
どのような構造になっているのでしょうか?

室内機には「フィルター」「熱交換器」「クロスフローファン」
という3つの主要部品が搭載されています。

この「フィルター」は、空気中の塵や汚れをキャッチし、
きれいな空気を保つための重要な役割を果たしています。

多くの方が、このフィルターの清掃を行った経験があるかもしれません。

そして、このフィルターを通過したきれいな空気は、
「熱交換器」によって冷やされたり、暖められたりします。

特に、送風モードでは「クロスフローファン」という部品に注目したいところです。

この部品は、筒状の形状をしており、
高速で回転することによって強力な風を生み出します。

そのため、送風機能が作動している間、
この「クロスフローファン」が中心となって活躍しているのです。

ここで重要なのは、
このプロセスにおいて、外からの空気を取り込んで風を送るわけではないという点です。

また、エアコンが冷暖房を行う際には、
室内機と室外機に備わった「熱交換器」が主要な役割を担っていますが、
送風モードの時はこれらの熱交換器は稼働していません。

さらに、冷房や暖房を利用する際にも、室外の空気を直接取り入れることはありません。

冷房の場合は、室内の空気から熱を取り除き、
その熱を室外に排出する仕組みになっています。

これは、室内機と室外機が「冷媒管」と呼ばれる配管で繋がっており、
この配管を通じて室内の熱を室外へと移動させることで実現されています。

このようにして、室内機の「熱交換器」と室外機の「熱交換器」だけで、
冷暖房が可能となっており、
外からの空気を直接室内に取り込むことはないのです。

エアコンの送風モードは扇風機の代わりになるのか?

自宅に扇風機がない場合や、エアコンを冷房として使うほど暑くない時、
エアコンの送風モードを利用して
涼しさを感じられるかどうかを考えたことがある方は多いでしょう。

エアコンに搭載されているクロスフローファンは、
一般的な扇風機の「プロペラ型ファン」とは異なる設計がされています。

その理由は、プロペラ型ファンでは風が直線的に遠くまで届かないためです。
クロスフローファンは風を遠くまで運ぶことができるため、
エアコンの室内機に適しています。

さらに、クロスフローファンはプロペラ型ファンに比べて
動作音が静かであることも特徴です。

エアコンの室内機に搭載されたクロスフローファンの主な役割は、
冷たい空気や暖かい空気を「遠くへ」「静かに」送ることです。

エアコンは冷房と暖房が主な機能であり、
クロスフローファンはそのために設計されています。

したがって、エアコンの送風モードを使って
扇風機のように人の近くに置いて強い風を直接感じることはできません。

エアコンの送風モードでは、
扇風機のような「涼しさ」をあまり感じることができない場合が多いです。

ただし、個人差があるため、「私は涼しく感じる」という方もいるかもしれません。

エアコンの送風モードが果たす重要な役割

エアコンの送風モードには、
エアコン内部を乾燥させてきれいに保つという重要な役割があります。

冷房運転中は室内機、暖房運転中は室外機が空気中の水分を凝縮させるため、
エアコン内部の「アルミフィン」が湿った状態になります。

エアコンの運転が終了した後に、
送風モードにしてアルミフィンを乾燥させることが推奨されます。

これにより、エアコン内部を乾燥させることができます。

特にシーズンの終わりには、この送風モードを活用することが大切です。

3時間から4時間ほど送風運転を行ない、
エアコン内部をしっかりと乾燥させましょう。

最近のエアコンには、
運転終了後に自動で「送風運転」を行う機能が搭載されているモデルもあります。

この機能を利用することで、
手間をかけずにエアコン内部をきれいに保つことができます。

送風運転の機能がないエアコンの場合は?

もしエアコンに送風運転の機能が備わっていない場合、
まず室内の気温が30度以下であることを確認してください。

その上で、冷房の設定温度を最高値に設定し、
3〜4時間ほど運転させることをお勧めします。

この方法では、室温がリモコンの設定温度より低い場合に限り、
室外機が作動せず、内部の送風モードが働く仕組みになっています。

内部クリーンや内部乾燥機能が付いているエアコンの場合は?

エアコンに内部クリーン機能や内部乾燥機能が備わっている場合、
最初にリモコンでこれらの機能を設定する必要があります。

一度設定すると、その設定を解除するまで、
冷房や暖房運転が終了するたびに
自動的に内部クリーン(または内部乾燥)が実行されます。

これにより、エアコン内部がきれいに保たれる仕組みとなっています。

まとめ

エアコンの送風モードでは、
クロスフローファンが風を送る役割を果たしていますが、
外気を取り込むことはありません。

そのため、風の強さが足りず、
扇風機の代わりとしては十分ではないかもしれません。

エアコンの送風モードは、
室内の空気を循環させるためのものであり、
より身近に涼しさを求める場合には、
別途、扇風機などの補助が必要になることがあります。

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