エアコンだけでは解決しない床面の冷えに発揮するアイデア集!

寒さ対策
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冬場にエアコンの温風を頼りにすると、
どうしても床面あたりが冷えがちになるという経験、よくあることですよね。

家の中が決して冷え切っているわけではないものの、
床面のひんやりとした寒さに困った経験は皆さんもお持ちでしょう。

そんな時のために、エアコンを使った暖房のコツをお伝えします。

エアコンの温風だけではどうして床面が冷たくなるのか?

一人暮らしのアパートやマンションで生活されている方々は、
特に冬の暖房をエアコンに頼りがちですね。
都心の忙しい生活をおくられている方は、これで充分と感じることもあるでしょう。

しかし、エアコンの温風だけでは、
どうしても床面が冷えやすいというデメリットが存在します。

この問題の根本的な原因は、
エアコンの温風が持つ性質にあります。

それは、暖かい空気は上に昇り、冷たい空気は下へと沈むためです。

お風呂の湯船を思い出してください。
その表面はぬくもりを感じさせるのに、底は冷たさが残る、
その感覚と同じことが起こっているのです。

その結果として、エアコンによって暖められた空気は部屋の上部に留まり、
床面は冷えた状態が続くのです。

さらに、部屋の下部がまだ冷えている状態なのに、
エアコンが自動で停止するケースもあります。

温度設定を高くしても、エアコンが設定温度に達すると、
天井付近の温かい空気を感知して「十分暖かい」と判断し、
暖房を止めてしまうのです。

これでは、部屋の下側を暖めたい時には役立たずで、
設定温度を上げたり風力を強めたりしても、天井付近が先に暖まってしまい、
エアコンは早々に停止してしまい、役割を果たしていません。

このような問題に対応するために、
最新型のエアコンの中には、温度センサーがエアコン本体ではなく、
リモコンに設置され、手元で温度を検知するモデルも登場しています。

しかし、一般的なエアコンでは、
このような最新技術が備わっているとは限らないのが現実です。

そんな時、エアコンの温風だけでは寒さをしのげない場合、
最も先に取り組むべきは、室内の空気を循環させて滞留させないようにすることです。

これが床面を暖めるための第一歩となるのです。

冬の寒さを乗り切る!エアコンを使った効率的な暖房方法

エアコンの活用は冬の暖房には欠かせないものですが、

の使い方一つで室内の快適さは大きく変わります。

多くの場合、エアコンからの暖かい空気は部屋の上部に滞留しやすく、
その結果床面の冷えという問題が発生します。

このような状況を避け、快適な室内環境を作るためには、
暖かい空気と冷たい空気が適切に循環するようにすることが不可欠です。

室内の空気循環を促進することによって、温度が均等になり、
より快適な室温を維持することができるのです。

エアコンを駆使して理想の室内環境を実現する方法

それでは、室内の空気を適切に循環させるために、
エアコンをどのように使えば良いのでしょうか?

ここでいくつかの効率的な活用法を紹介します。

エアコンの風を下方に誘導して分散させるテクニック

エアコンの風を上手に利用するための直接的なアプローチの一つが、
風向きを調整することです。

エアコンの風を床面に向けて送ることで、
温風を直接床に届けることができます。

多くの方がエアコンの風を部屋の上部に向けてしまいがちですが、
暖かい空気は上へと昇る性質があるため、
床を先に暖めることで、自然と上昇する暖気が部屋全体を温めることができます。

エアコンの風がスムーズに流れる環境作り

エアコンから放出される暖風が効率よく床面に届くようにするには、
風の流れを遮らないよう注意が必要です。

家具や荷物が風の通り道を塞いでしまうと、温風が床に届かず、
部屋全体を暖めることができなくなってしまいます。

特にエアコンの直下に大きな家具等があると、その家具に温風が遮られてしまい、
部屋全体を均一に暖めることが困難になります。

したがって、エアコンの暖房効率を最大限に引き出すためには、
部屋のレイアウトを見直し、空気がスムーズに流れる環境を整えることが肝心です。

風量の調節によるエアコンの効率的な使用

エアコンの風量を上手にコントロールする方法として、
多くの方が強めに上げることを思いつくかもしれません。

しかし、風を強くし過ぎると、室内の上部が必要以上に温まり、
結果としてエアコンが自動でオフになることも少なくありません。

強い風が常に室内を効率よく暖めるわけではなく、
場合によっては暖房の効率を下げてしまうこともあります。

では、どのようにして風量を最適化すればよいのでしょうか。

その一つの答えが、
エアコンのフィルターを定期的に掃除することです。

フィルターにほこりが溜まっていると、エアコンの空気吸引能力が低下し、
それに伴って風量も不足してしまうのです。

フィルターの清潔を保つことは、エアコンを効率良く稼働させるために非常に重要です。

エアコンとサーキュレーターの併用による空気の循環

さらに、エアコンの風向きの調節やフィルターの清掃を行った上で、
それでも室内が適切に暖まらない場合には、

サーキュレーターを使って空気の流れを改善するのがお勧めです。

エアコンの風力を最大に設定しても、その風が届く範囲には限りがあり、
特に室内の暖かい空気を均等に動かすためにはエアコンの力だけでは不十分な場合もあります。

サーキュレーターはその用途が広く、例えば飲食店では空気を循環させたり、
においを外に排出するために強力なものが求められますが、
家庭での使用ではそれほど強い力は必要としません。

まとめ

サーキュレーターを導入することは、エアコンの暖房能力を高めるだけでなく、
夏場の冷房時にもその能力を発揮するため、一年を通じて利用価値のあるアイテムと言えます。

エアコンのポテンシャルを最大限に活かし、
快適な室温を維持するためにも、サーキュレーターの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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